【宮前工房】
『ひとつ...そしてまたひとつ想いを込めて創ります』
「お雛様は2月3月だけ作るんだよね?」と思われているお客様も多いと思いますが、実は年間を通して製作をしているのです。。その数なんと1万組以上つくっているのです。その全てが手作業。まさに、「スタッフ」と呼ぶのは失礼?と思う程、皆さん1人1人が職人なのです。1つの雛人形が出来上がるまで、ざっと50人以上の手が加わり、飾り台・屏風・お道具を合わせ大切なお子様へとお嫁に行きます。毎年、新しいお人形をスタッフと共に試行錯誤しながら、考えます。出来上がるまでに何度も何度も創り直します。時には意見がぶつかったり、唇を噛みしめ涙するスタッフも・・・。そうやって出来たてほやほやのお雛様を、いち早くお客様の元へと届けたい!そんな一心で日々頑張っています。
Q1)担当していて大変なことは?
Q2)やりがいは何ですか?
Q3)目標は?
ー姫・立雛担当ー
Q1)1人の姫つくりあげるのに、沢山の部品が必要な為、納期に間に合う様に準備するのが大変です。
Q2)お買い求めになるお客様の笑顔を思うとやりがいを感じます。
Q3)丁寧に心を込めて創ります。
ー官女担当ー製作
Q1)傷、汚れは勿論、バランス等お客様にだしても恥ない様に心がけています。
Q2)自分の創ったお人形を、お客様が気に入り、購入して飾ってくださってると思うととてもやりがいがある仕事だと思います。
Q3)今の仕上がりに満足することなく、もっと型の良い人形を作っていきたいと思いです。
ー官女担当ー
Q1)沢山の部品や着物も全て手作りの為、納期に間に合う様に準備するのが大変です。
Q2)立派なお人形になり、お殿様とお姫様と並んでる姿を見ると、とても愛くるしく感じる時です。
Q3)スムーズに流れるように努力したいです。これからも皆に愛される伝統工芸のお人形に携われる様がんばります。
20名を超す内職さんを回るドライバーの2人。あいはるの顔ともいえます。
Q1)内職さんによって、仕事内容に適しているかいないか等気を遣う事もあります。
Q2)ふれあい
Q3)笑顔と幸せを運びます。
Q1)納期があるので内職さんとのやり取りが難しい。
Q2)新作などいち早く見られ、車で走っていると手を振ってもらえる事。
Q3)安全運転!
京都の染職人 ~糸から染めあげます~
織物職人~何百種類の生地が織りあがります~
裁断をかけます
サイズ別にエモンをかけます
埼玉県伝統工芸師
【平 安 博 翆】代表取締役
昭和41年 人形師である父 会田春雄のもと人形制作に従事
昭和60年「十二単衣正着せ親王」 を発表しひな人形業界にセンセーションを起こす。
博翆の創るひな人形は、袖の重ねの豪華なボリューム感、独特の雰囲気をたたえる色彩調和は
一目で師の作品であることがわかる程の類い稀なる感覚を持つ人形師と評されています。
平成7年 高度な技術・技法を保持する埼玉県伝統工芸士に認定されました。
1993年高校卒業後京都の老舗織物に3年間修行に入る
1996年より父である「平安博翆」のもと人形制作に従事
現在あいはる人形の形・色の配色など全てをプロデュースし、古典柄から現代的な「*デザイナーズ雛」など一歩先を見据えたお雛様を製作。
※「デザイナーズ雛」は商品一覧よりご覧いただけます
会田 哲史 専務取締役
製造直売本店店長の会田邦恵です。江戸時代から続いているといわれるお雛様は、形を変えながら今尚、受け継がれております。しかし、以前と比べるとおじいちゃんおばあちゃんがお祝いしていたお雛様は、いつしかTⅤや冷蔵庫などに代わり、お雛様自体お祝いする事が少なくなって来た様に感じます。それは、ただ「やらなくなった」だけではなく、人と人との関わり合いをもなくなっていく様で寂しい気持ちになります。うちにいらしたお客様も「いらない~小さいので良い~」と言いながらも、沢山の種類のお雛様を目の前に説明を聞いていただくと「それではお雛様が来るのを楽しみにしています」と、ニコニコ笑顔でお帰りになられます。大切なお子様と仲良くお喋りしながら飾る風景が目に浮かびます。私達、あいはる人形は、そんなご家族の幸せに、そっと手を差し伸べられる様なお店でありたいと思います。
会田 邦恵 会春人形店製造直売本店 店長
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